リース契約とは
賃貸借を行う契約となります。レンタルと違い、ユーザーの必要とする機器や物品など汎用性のある動産を信販会社が新たに調達するところに自由度があります。所有権は信販会社となりますので、かかる費用は全額損金算入が可能です。
つまり会社の経費で落とせるので、節税効果があるわけです。
設備投資するにあたって、銀行への借入などは必要なく、資金繰りを考えたら有効な手段の一つです。
ですが、当然、信用照会もありますし、別枠の借入と同じ扱いだということは間違ってはいけません。
従って審査次第では契約が成立しないこともあります。契約が成立したとしても中途解約ができません。
銀行への借入よりも利率は高い設定です。更に所有権は移転しないことを加味すると上手に付き合う必要がある契約です。
要は借入れた動産の使用料を払う契約と解釈できます。
ここで言うリースとはファイナンスリースのことを説明しております。
我々の様な代理店がご提案するコピー機や電話機、ホームページなどを契約する際に使う契約です。
賃貸借取引の中には他にオペレーティングリース、レンタル、チャーターなどがあります。
リース契約は信販会社との契約となり、上記の様に代理店(上記では当社と記載される部分)との契約はありません。
代理店が仕入れた商品を信販会社に販売し、信販会社から一括で代理店へ物品料金が支払われます。
リース会社へ債権が移り、お客様の契約はリース会社との契約になりますので、
よく売ったあとが売りっぱなしで対応が悪い代理店があるとお客様から伺いますが、継続的な契約はリース会社との契約であり、代理店は既にお金を受け取っているから反応がない、が原因なのでしょうか。
割賦契約とは
お客様が希望する物件を調達し、所謂分割払いとなり、代金の分割払いが終了するまで所有権は留保となりますが、契約後からは自己資産扱いとなる契約です。
契約額は物品価額と金利を合わせた価格になります。中途解約はリースと同じ様に認められません。
自己資産なので資産計上し減価償却扱いということになります。
オリックス様を例に上記に画像を表示します。
リース契約と内容な一緒ですね。やはり一括で販売店へ売買代金を払います。
お客様は「お付き合いしている代理店」と考える場合は、保守などのアフターフォローがあればそうだと思いますが、
その場合は「他に直接代理店へ支払っている費用が発生している」筈です。
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