コピー機って高い、、
コピー機(業務用複合機)って高いですね。。。
でもよく考えたら、こういう文章を作っていて思うのが、結構書類とか文章やプレゼン資料をまとめるのって大変です。
手間がかかり時間もかかります。
それを一瞬で複写できるのですから、猛烈に便利ですし、無いと困るものです。
そうは言っても営業マンがスーツを着て熱心に営業に回る様な市場の商品です。車のセールスと同じです。
当然収益性が高いビジネスであることは間違いないでしょう。そうでないとスーツ着て熱心に営業しませんからね。
だからこそ高いんですよね。
前述で述べましたが、コンビニより高いなら導入する必要は無いと、個人的には思っています。
業界にいた人が言うのもなんですけれども。
強いて言うのであれば、コンビニまで行くのは面倒だという位、ちょいちょい印刷するのであればあっても良い程度のものです。家電製品で十分な場合も多々あります。
複合機なので、コピー、プリンタ、FAX、スキャナ、それぞれの利用の用途をよく考えて判断してください。
ちなみに、現代では携帯アプリでスキャニングできますし、ネットワークプリンタで携帯でスキャニングした書類をコンビニでプリントアウトができます。更にインターネットFAXという枚数によては無料で送受信できるFAXもあります。
そう考えたら複合機の導入は必要があるのかよく考えた方がいいかもしれません。なんせ100万単位の買い物です。車買えます。
スキャニングアプリは無料がいくらでもある、PCFAXは月々1000~1500円くらい、家電のプリンターでもスキャニングからプリントアウト、コピーもできます。
カウンター機とキット機
さぁ、どうしてもお仕事でお使いいただく方には、ちゃんと業務用複合機をご案内したいと思います。
当然ですが、コピーやプリントアウトが多いとか、業務上の発注が多くFAX回線を多く使うなどのニーズがあるお客様は
逆に、業務用複合機がないといけません。「必要経費」なので十分検討したうえで導入を検討してください。
まずは予備知識からきちんと付けていく必要があります。
業務用の複合機には大枠2種類の契約形式があります。
①キット方式→メーカーからトナー(インクです)を購入することで保守契約をする形式
②カウンター方式→1枚あたり契約単価×印刷枚数=が保守料金として月々請求される方式
です。
大枠の話しをすれば、
キット機の方が機械が安く、トナー料金(1枚あたりの保守料金)が高い、CVが少ない会社用の機器です。
カウンター機の方が機械が高く、1枚あたりの保守料金が安い、CVが高目の会社用の機器です。
CVというのはコピーボリュームの略です。用語なので覚えておくと、コピーの営業マンと対等に渡り合えます(笑
自動車に例えるとキット機が軽四、カウンター機が乗用車だと思ってください。
それぞれの1枚あたり印刷コスト
キット機のトナーはメーカーによって差がありますが、モノクロトナー1本4万円くらいが相場で5000枚くらい刷れます。
原稿の黒率(ベタ率)をA4相当の用紙に印刷した場合6%で設定した数値になります。つまり印刷に使うインクの量です。
当然ベタ率が高ければ刷れる枚数は減ります。
車で言えばガソリンℓ何Km走る?と同じ様な話しで、吹かさない、一定速なら〇Km走るってことです。
キット機の場合、機器のリース料金を除いて、メーカーそれぞれありますが、概ね1枚あたりの印刷相場は@8~9円です。
(ベタ率6%で計算)※京セラは5%
仮にベタ率100%だと1枚136円になります。。
カウンター機はベタ率は関係ありません。
印刷する内容がベタ率が高いのであれば、若しかしたら枚数自体が少なくともカウンター機にした方が割安かもしれません。
1枚あたりコストが一律料金になるからです。
相場は機器のリース料を除いてモノクロで@1.0~2.5円くらいの様です。
大手はもっと安いところはありますが、中小企業であるとリース料金やCVとのバランスでこの料金が決まります。
大手条件が、、、みたいなセールストークは原則適当だと思ってください。
メーカー仕切りがあるので、大手条件はメーカーが承認しないと出ません。それこそ何万枚の印刷を数か所でする大企業用です。
毎月 ①リース料金 ②カウンター料金 が発生します。
カウンター単価が@2.0円で2000枚刷るのであれば、
リース料金と合わせて4000円/月のカウンター料金が発生するということになります。
ちなみに以下がベタ率6%の印刷物です。参考程度に。
計算
ただ、問題はこの印刷コストに機器代が乗ることです。
キット機なら、機器の相場は5年で8000~10000円くらいでしょうか。
カウンター機なら一番売れ筋の25枚機だと5年で13000~15000円くらいだと思います。
ちなみに25枚機だと月間のCVは2000~3000枚程度の方用の機器です。
キット機は500枚以下の人に勧める傾向があります。
さて、まとめますと、
相場のカウンター機で言えば、
リース料15000円÷2000枚=@7.5円+カウンター料@2.5円=@10円 です。印刷枚数がもっと増えればコンビニ以下になります。
安い方で計算すると、
リース料13000円÷3000枚=4.4円+カウンター料@1.0円=@5.5円 です。これならいいですね。
CVがもっと少ない人ならば、
リース料13000円÷1000枚=13円+カウンター料@1.0円=@14円 です。コンビニの方が安いですね。
相場のキット機ならば、リース料9000円÷500枚=18円+@8~9円=@27円~28円です。
但し、これはモノクロ計算です。
カラーのカウンター相場は@10~15円です。コンビニだと50円。
カラー比が高い会社はCVが1000程度でもコンビニより安くなる可能性があります。
結論
①キット機は必要ありません。キット機なら市販のインクジェットで十分です。
②CVが2000枚くらいある会社はカウンター料金の交渉目標はモノクロ@1.0円以下、カラーは10円程度の代理店を探しましょう。
③ちなみに基本料金がかかる会社がありますが、本来かかりません。
④コンビニより高くなってしまう会社、カラーを刷る会社でCV1000前後、
若しくはカウンター料金の合計が10000円を毎月超える会社は、、、
お任せください!追ってご提案致しますね!必ず安くなります。
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