ファクタリングサービスとは?
ファクタリングとは、取引先の売掛債権をファクタリングサービス提供会社に買い取ってもらい、早期現金化してもらうサービスのことです。
保証人や担保なし、赤字決算でも利用が可能です。
未回収の売掛金の買い取りや売掛債権に保険を掛けることができ、貸し倒れリスク等を防げます。
日本では、契約後、先に商品やサービスを提供して、後に代金を回収する流れが一般的です。
そのため、売掛金の回収は、商品・サービスの役務提供から1ヶ月〜2ヶ月以上あとのことも珍しくありません。
もし、その間に取引先が倒産などすれば、売掛金を回収できず大きな打撃を受けてしまいます。
しかし、ファクタリングを利用すれば、最短即日で資金を調達でき、取引先が倒産をしても保証金を受け取ることが可能です。売掛金に関するリスクを軽減でき、キャッシュフローの改善や債権のオフバランス化ができます。
どんなタイミングで利用するのか
・黒字倒産を回避するとき(今すぐ現金が欲しいとき)
・信用情報を傷付けづに資金調達したいとき
・資金繰りを改善したいとき
こんな時に役に立ちます。
売上債権回転期間
売上債権回転期間とは、「会社の売上債権がどれくらいの期間で回収されるか」を表したものです。
「売上債権=売掛金+受取手形」となります。
自身の業界と比較し、長い場合は潜在的にファクタリング利用は意識しておくべきです。
売上債権回転月数 = 売上債権 ÷ 売上高 × 12ヶ月)
業態 | 売上債権回転月数 | 売上債権回転月数 |
建設業 | 1.32 | 40.24 |
製造業 | 2.09 | 63.43 |
情報通信業 | 1.78 | 54.04 |
運輸業・郵便業 | 1.53 | 46.52 |
卸売業 | 1.83 | 55.64 |
小売業 | 0.83 | 25.28 |
不動産業、物品賃貸業 | 1.11 | 33.89 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 1.26 | 38.22 |
宿泊業、飲食サービス業 | 0.25 | 7.68 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 0.34 | 10.45 |
ファクタリングのメリット
・売掛金の早期現金化(最短即日)
・貸し倒れリスクの回避
・保証人・担保が不要
・対外信用力に影響せず
ファクタリングのデメリット
・手数料がかかる(2社間10~20%、3社間1~9%)
・現金化は売掛債権の範囲内
・3社間だと取引先の承諾が必要
・債権譲渡登記が必要な可能性
2社間契約・3社間契約とは
2社間ファクタリングとは
利用者とサービス提供会社の2社間でやり取りされるファクタリングのことです。
利用者は取引先の売掛債権を提供会社に売却をして、手数料が差し引かれた売却代金を受け取ります。
そして、取引先から売掛金の支払いがあれば、回収したお金を提供会社へ支払います。
2社間のファクタリングの場合、売掛債権を売却されていることは取引先が知ることはありません。
そのため、今後の取引関係に悪影響を及ぼすことなく進めていけます。
3社間ファクタリングとは
3社間のファクタリングは、利用者・提供会社・取引先の3社で合意・契約をして進めるものです。
取引先も事情を知っているため、売掛金は取引先から提供会社に直接支払われます。
2社間のファクタリングよりも手数料が安いメリットがあるものの、取引先に資金切りが厳しい印象を与え、さらに不信感を抱かれる可能性があります。
結論
①大企業ではないのであれば独立系のファクタリング会社を選び2社間契約がお勧めです。
②税金滞納、赤字決算等々関係ありません。保証人も担保も必要ありません。
③業種を問わず、ほぼ全ての売掛金に対応します。(遅延債権や回収不能案件は対象外です)
④数十万円~億まで最短即日で対応可能です。
⑤当然リピートも可能です。
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