知る→わかる→実行する→検証する→実行検証を繰返す→理解する→応用できる。
テスト勉強と同じですが、授業受けたら100点取れるわけではなくて、練習問題して、応用問題する流れを子供のころから体験している筈なのに「知ってわかる」と「理解する」を混同しがちです。実行と検証を行わないと力にならない。
「楽」と「苦」があると楽を選んでしまいがちな人の陥る構造です。つまりすぐ実行する人のみが能力があがる理由です。
よく「すぐに実行する」と言います。これは「楽」を選んでしまう人は、問題を先送りにしたり、後でやると自分のやらない理由を正当化する癖があるということ。すぐに実行することは、つまりここでいう理解に結びつくということ。
この順番は得た知識を自分の力にするために重要な必要な「把握」です。
もう少し能力が先を行く人は、知って、わかるプロセスの中で、実行する自分の「想定」をしています。
「仮説」と「予測」の思考がある経営向きの思考ですね。
そういう人物は例えば「研修」をするときは仮設と予測をしているので、自分が使うとしたらのイメージを固めるために、「質問」がでます。洋服を買う前にイメージを沸かせるために「試着」するのと同じです。もし自分がやるとしたら、と想像するので、実行が早い。逆に研修の際に質問をしないで聴いているだけの人は、実行する予測をしていないので、飲み込みが遅い。車の助手席に座っていても、次回「あなたが」この道を運転してね、と言われた人と、運転するつもりがそもそもない人では、その時発揮される「道を覚える」吸収力、集中力は格段に違います。意識のない人は何度通っても道を覚えない。
この意識が能力の差ではないでしょうか。
逆に言えば、能力なんて、「意識の差」でしかない。
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