よく「前向きな意味合い」で「俺は上を目指す」って会話をドラマや漫画、日常生活でも聞きます。
それってどうなんだって思います。
例えば会社で上を目指すって管理責任者のことなのでしょうか。幹部のことなのでしょうか。
今より上ってことだと思いますが、例えばその会社の代表からしたら下でしかないし、上ってどこなのか。
よりよい生活、今よりいい生活が「上」なのであっていいことだし、根拠のない自信も重要です。
ワンピースのルフィがまだまだ駆け出しの弱い時期に海賊王になると言って、笑われても自分を信じて成長していく様は格好がいい。根拠のない自信が原動力を産み、実現させていく様が格好いい。
でも、明確に「海賊王」という目標がある。ルフィが「俺は上を目指す」と言っていたら格好が悪い気がします。
大抵、新卒の社会人駆け出し時期に、同期の中で意気込み含めて、将来どうなりたいか、自分たちの未来を語る際に、
俺は上を目指すと、青臭い話も嫌いじゃない。
でも、言っているだけ、聞かれたから何か言ってみただけ、なんとなく向上心はある、それらの言葉を吐いた人は、その中からいち早く離脱していく傾向があるのは私の経験の中で思うことです。
本気で「上を目指せる環境」「能力があるなし関係なく、誰でも努力次第でなりたい自分になれる環境」これを提供していくのが社内での私の使命だと思っています。
ただ、その環境とどう向き合っていくのか、その人自体の覚悟がないと意味はないですが、、、
ルフィだって、俺は弱いと自覚したところから強くなった。
その自分の弱さと、それを克服するための覚悟が必要で、その覚悟がある人に「上を目指したい」と言われたら嬉しいなって思います。
ちなみに私の「上」の定義は、「誰かを食わせているであれば上」だと思っています。
偉いとか偉くないとかではなく、自己を犠牲にして誰かを支えている、
だから、世の中のお父さん、お母さん、家族を食わせるために頑張っているのであれば、それは美しい。
世の中の社長も従業員を食わせるために奮闘されている。
喰わせて貰っている立場で反抗する反抗期も、いつかきっとわかってくれる。
上を目指すって、極論、誰か大事な人を食わせられる人になりたいってことであれば美しい。
それが世の中に向かっていて、社会に貢献したいという方なのであればそれも美しい。
上を目指すって、意気込みなのか、覚悟なのか、全然違う意味ですね。
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